スパムメール

(経済関連ニュース)
・Q407インドネシアGDP 前年比+6.2%(前期+6.5%)、市場予想+6.4%。
・1月中国貿易黒字 前年比+23%の195億?、市場予想170億?。予想を大きく上回る。
・12月NY連銀製造業景況指数 ▲11.7(前月9.0)、市場予想6.5.2005年5月以来のマイナス。
・1月米輸入物価指数 前月比+1.7%(前月改定▲0.2%(速報比▲0.2%))、市場予想+0.5%。
12月対米証券投資 565億?の買い越し(前月909億?の買い越し)、市場予想735億?の買い越し。日英の中央銀行米国債売却が響いた。
・1月米鉱工業生産 前月比+0.1%(前月改定+0.1%)、市場予想+0.1%。設備稼働率81.5%(前月改定81.5%(速報比+0.1%))、市場予想81.3%。
・2月米ミシガン大学消費者マインド指数速報 69.6(前月改定78.4)、市場予想76.0。16年ぶり最低の水準。
・米国株は下落。NY連銀指数やミシガン大指数が予想を大きく下回る内容であったことが嫌気された。
・ドルは対ユーロで大幅に下落。年初来最大の落ち込みとなった。ミシガン大指数やNY連銀指数が予想を大きく下回る内容であったことから米景気の悪化、追加利下げ観測が広がったことによる。対円でも下落している。

穀物市場サマリー)
・大豆は小幅高。前日までの強地合いを引き継ぎ、堅調な推移となったが米国株式が軟調に推移していることや週末3連休を控えたポジション調整売りに晒され、上げ幅を削った。
・トウモロコシも小幅上昇。小麦や大豆の上昇を受けて上昇していたが、やはり引けにかけては米指標の悪化を受けた売りに押された。
・小麦は小幅高。前日の地合いを引き継いで強含み推移していたが、米経済統計の悪化を受けて上げ幅を大幅に削って引けた。

非鉄金属関連ニュース)
・貴金属はまちまち。金はドル安や原油高を受けて堅調に推移していたが、NY時間に発表された米経済統計が予想を下回る内容であったことから、ドル安が進行したものの3連休を控えたポジション調整の売りに押されて下落して引けた。チャート的には30日移動平均線でサポートされて引けている。銀も金に連れ安の展開。
・プラチナは大幅続伸。南アの生産生涯が継続(というよりも拡大)していることが端的に材料視された。Anglo Platinumは修理のため、精錬所の操業を4〜6週間停止する、

(エネルギー関連ニュース)
・IEA田中事務局長「ベネズエラの対米輸出停止の影響は限定的であり、SPRの放出は検討する必要なない」

(商品市況概況)
「まちまち」
 昨日の商品価格はまちまちであった。エネルギーはベネズエラの問題を受けて堅調に推移していたが、米経済統計の悪化を受けて引けにかけて水準を切り下げ高安まちまちとなった。非鉄金属は南ア問題がクローズアップされているアルミと中国問題が残存する銅以外は基本軟調な推移となった。貴金属は米経済統計の悪化を受けて金銀は利食いに押され、南ア問題が拡大しているプラチナ・パラジウムは続伸している。穀物はエネルギー価格がまちまちであったことと3連休を控えたポジション調整で軟調な推移となっている。
 全てのコモディティについていえることであるが、需給は非常に微妙なバランスの上に成り立っており、生産障害が発生した場合には容易に価格が上昇し易い地合いが継続していることは忘れてはなるまい。ただ、米経済の悪化時に於ける素材価格の高騰は後々の景気の大幅な失速を誘発しかねないため、景気後退局面入りしている可能性が高い米国の動向に大きな影響を与えることになるため、引き続き経済統計には細心の注意を払いたい。
 CFTC-Non Commercialの建玉は先々週と打って変わってロングポジションが拡大している。エネルギーは寒波とベネズエラの問題、非鉄は中国と南アの問題が投機筋のポジションをロングに傾けているようだ。但し景気悪化を前提に考えた場合、これらのポジションは将来の売り圧力となりえるため注意したい。

(非鉄金属)
 週末の銅価格は上昇した。取引序盤はLME在庫の大幅減少を受けて堅調な推移となり(欧州、米州、韓国、シンガポールと略全ての畜で減少)、キャンセルワラント率も20%台まで達していることから堅調な推移となった。ところがNY時間に入って発表された米経済統計が思わしい内容ではなかったことや先週の高値を上抜けできなかったことから米国の3連休も控えてポジション調整の売りが入り、結局上げ幅を削る展開となった。LME在庫は▲4,000Mt減少、(FSCは2.9日)、(キャンセルワラント率は21.9%と上昇している(下グラフのオレンジ色の部分参照))。売買高は6,654枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは全ゾーン小幅上昇している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は22?バックとバック幅を拡大した。
 週末の亜鉛価格は下落した。取引序盤は銅価格の堅調推移を受けて強含み推移していたが、LME在庫が米国で大幅に増加したことや、NY時間に発表された米経済統計の悪化がマインドを冷え込ませ、50日移動平均線レジスタンスを上抜けできなかったことも手伝い、力なく水準を切り下げることとなった。LME在庫は+625Mt増加、米国で大幅に増加している。FSCは3.5日(キャンセルワラント率は4.0%)。売買高は2,479枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は20?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 週末の鉛価格は下落した。取引序盤は銅価格の上昇やLME在庫の減少もあって再び一目均衡表&100日移動平均線レジスタンスをトライしたが、結局上抜けできなかった上、NY時間に発表された米経済統計の悪化を受けて急速に地合いが悪化、水準を切り下げ前日比マイナスでひけることとなった。LME在庫は▲550Mt減少、(FSCは2.0日、キャンセルワラント率は8.5%ここ数週間でキャンセルワラント率は上昇している。)。売買高は1,181枚。イールドカーブはいびつな形になっているが略全ゾーンパラレルに低下している。C-3は9?バックとバック幅を拡大した。
 週末のアルミ価格は上昇した。南アの電力公社のアルミ精錬所向け電力供給停止報道が現実味を帯びつつある中、パニック的な買いが継続し大幅な上昇となった。しかしながら引けにかけては米経済統計が悪化したこともあり、利食い売りに押されて上げ幅を削る展開となった。週末のコメントで最も重要なことは、南ア問題の長期化の可能性を背景として期先が大幅に上昇していることであろう。LME在庫は▲1,875Mt減少、引き続きシンガポール・韓国で大幅に減少している。(FSCは8.3日)。(キャンセルワラント率は3.5%)。売買高は15,291枚。イールドカーブは南ア問題の長期化の可能性を背景として期先の上げ幅が大きくなっている。C-3は37?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 週末のニッケル価格は下落した。略予想通りであったが、前日の株安もあって軟調な推移となり、NY時間の米経済統計を受けて下げが加速した。但し50日移動平均線のサポートラインはとりあえず維持して引けることとなった。ニッケルは個別の新規材料が乏しく、在庫水準の高さもあって現状レベルでのもみ合いが続いている。LME在庫は+42Mt増加、(FSCは10.9日)、キャンセルワラント率は1.6%。売買高は532枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアフラットニング。C-3は223?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 週末の錫価格は下落した。予想通り前日の株安を受けて前日比マイナスで寄り付き、略一貫して水準を切り下げた。またNY時間の経済統計の悪化が地合いを悪くしたようである。但し、精錬錫の最大生産国である中国の生産が、電力障害でストップしていることやインドネシアの輸出鈍化の影響で錫は高値で推移しやすい。地味にであるが錫の需給はタイトなのである。LME在庫は▲10Mt減少、(FSCは11.1日)、キャンセルワラント率は7.27%。売買高は213枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は38?コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。

(エネルギー)
 週末の原油価格はまちまちであった。ベネズエラの対米向け輸出停止措置を受けNY原油は上昇していたが、NY時間に発表された米経済統計が市場予想を大きく下回る内容であったことから急速に地合いが悪化、上げ幅を削り略前日と変わらないレベルで引けた。3連休ということもあってポジション調整の取引が優先されたようだ。イールドカーブは期近が小幅上昇、期先が低下している、。Brentは下落。WTIと同様に堅調な推移となっていたが、NY時間に入ってから急速に地合いが悪化、週末3連休ということもあって前日比マイナスで引けた。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに低下している。直近限月の騰落率はWTIが±0.0%、Brentは▲0.5%。
 石油製品もまちまち。RBOBはベネズエラの輸出停止の報道を受けて堅調な水位となっていたが、やはりNY時間に入ってから地合いが悪化、結果的に行って来いの展開となり、前日比小幅プラスで引けている。イールドカーブは期近が小幅上昇、期先が低下している。直近限月の騰落率は+0.7%。ヒーティングオイルは下落。こちらも材料は同じであるが、NY時間に入ってからの下げが顕著であった。直近限月の騰落率は▲0.7%。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下しているが、期近の下げが大きいようだ。ガスオイルは上昇。イールドカーブは期先の上げが大きかった。

(ひとりごと)
最近、スパムメールを削除するプログラムが上手く動かず
殆どスルーで変なメールが大量に家に届くようになった。
その数1日に300通はくだらない。

まぁ、どんなメールが来ているかは皆さん想像のとおりであるが
このメールにもやはり栄枯衰弱があるようで
昔はメールの中の文章も非常に凝った内容になっており
日々文章を書いている私も感心するようなものが多かった。


だが、時間が流れると、だんだん直接的になってきて

「明日、楽しみにしています」

とか

「好きです」

とか。
もう少し考えてほしいものである。
と、思う反面今後お客さんに意味もなく

「明日、楽しみにしています」

とか

「油、好きです」

とか、送ってみたらどうなるだろうか?
あ、やっぱり出入り禁止ですか、そうですか。


この類のものはこの世から消えてなくなってほしいが
どうせ届いてしまうのもならば、もう少し知性を感じさせるメールにしてほしいものだ。