聖火リレー

(経済関連ニュース)
・Q108豪PPI 前期比+1.9%(前期 +0.6%)、市場予想+1.0%。統計開始以来の高い伸び。
・ECBパパデモス副総裁「インフレ期待を安定化させることが我々の最優先課題」

・今週の米経済統計 22日、3月中古住宅販売(市場予想490万戸、前月比▲2.6%)、24日、3月耐久財受注(変わらず)、除く輸送機器(+0.2%)
 24日、新規失業保険申請者数(37.5万人)、新築住宅販売(58万戸、前月比▲1.7%)、25日、消費者マインド指数(63.3)

・ドルは対ユーロで下落。ECBがインフレに対して警戒感を強めていることからkんりさ拡大観測でユーロが買われた。ドルは対円でも大幅に下落している。

日本株は上昇。前日の米国株大幅上昇と円安の進行を好感し、輸出関連株と金融株が相場を牽引した。米株は下落。バンカメやナショナルシティーの損失拡大が明らかになり、再びサブプライム問題が噴出したことから。

穀物市場サマリー)
・大豆価格は大幅に下落。原油価格の急落やトウモロコシ価格の下落に圧迫され、時間外は比較的堅調な推移であったもののNY時間に入ってから大幅に下落した。チャート的には30日移動平均線でサポートされて引けている。

・トウモロコシは大幅下落。時間外は前日引けレベルでもみ合い推移していたが、NY時間に入ってから、コーンベルトの気温上昇に伴う作付の進捗期待から手仕舞い売りに押された格好。但し、折からの天候の影響でトウモロコシの作付は例年この時期では18〜20%のところが5〜9%程度しか進んでいないなど、短期的にも中期的なファンダメンタルズの強さに変わりはない。

・小麦価格も下落。トウモロコシや大豆と同様、NY時間に入ってから水準を大幅に切り下げる展開となった。USDA発表の作付報告では、Good+Excellentの合計が47%に達していることも圧迫材料となった。そもそも作付面積の拡大観測や心理的な節目であった9?を下回っていることから足許下値探りの展開が続いている。

非鉄金属関連ニュース)
・金は反発。ドルが対ユーロで上昇していたが、ECBがインフレに対して警戒感を強めていることや米金融機関の決算が大幅減益になったことから金利差拡大を嫌気してドルが売られ、金は小幅上昇した。とはいっても取引序盤から10日移動平均線を下回って寄り付いた後、軟調な推移を続けていたがドルが下落したことで下げ幅を削り、結果前日比小幅プラスであったという表現の方が但しい。それが証拠に銀は前日比大幅なマイナスとなっている。尚、金価格はドル・ユーロが1.64程度まで低下した場合には1,100?までの上昇があってもおかしくないと考えている。

・プラチナは下落。新規材料に乏しく出来高の少ない中、ドル安の進行はあったものの水準を切り下げる動きとなった。特段の新規材料があったわけではなく、あくまでポジション調整の取引に伴う下落であったといえる。かつてのような著しい価格上昇となるような感じではないが、30日移動平均線をサポートラインとして堅調な推移となっている。
 今後に関してはプラチナは、為替・ファンダメンタルズの両要因で堅調な推移になると考えている。というのも2008年の需給は711キロオンスの、2009年に関しても458キロオンスの供給不足になると考えられ、年内については米金利低下を背景としてドル安傾向が持続すると見られるためである。価格上昇に対するリスクシナリオは、プラチナ価格が上昇し、代替品としてパラジウムが代用品として利用されるリスクであろう。今のところディーゼル車向けに用いられているパラジウムは全体の10%程度であり、これは将来的には25%程度まで上昇すると考えている。
 パラジウムもプラチナの下落もあって水準を切り下げる展開であった。"
・Codelco 4つの銅山のうち3つの銅山がストライキに絡む暴動で攻撃を受け稼動停止。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+1.6MB、ガソリン▲2.1MB、ディスティレート±0.0MB、稼働率+0.6%
日本郵船のタンカー、イエメン沖で武装勢力の銃撃を受ける。
・Shell、ナイジェリアでのパイプライン攻撃で、フォースマジュールを宣言。169KBDの生産に障害。
・Ineos(スコットランド唯一の製油会社)、ストライキの可能性。

(商品市況概況)
「方向感でにくくもみ合い推移」
 昨日の商品相場は方向感が出にくく商品毎にポジション調整等の取引でまちまちであった。但しエネルギーに関しては小さな買い材料がつみ上がり、上昇して引けている。引き続き為替や経済統計、株価といった周辺材料に影響を受け易い相場展開が続くことになると見ているが、一ついえることはいずれの商品価格も昨年比で非常に高い水準まで上昇していることから、常に価格調整のリスクがある、ということである。但しここまでの相場展開を見るに、大幅な相場調整のためには大幅な価格上昇が必要であり、一旦各商品とも上昇余地を探る展開になり易い地合いにあることは念頭においておきたいところだ。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。略予想通りであったが、決め手になる材料に乏しい中、現状レベルでのもみ合いとなった。但しNY時間に発表された米金融機関決算が再び悪い内容が出たことから信用収縮懸念が台頭し、銅価格もジリ下がりの展開となった。但し30日移動平均線のサポートラインは維持して引けている。LME在庫は▲475Mt減少、(FSCは2.2日)、(キャンセルワラント率は12.5%とオンワラントの増加とキャンセルワラントの行使の影響で低下している)。売買高は5,052枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近が小幅低下している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は91?バックとバック幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は大幅に下落した。取引序盤からほぼ一貫して水準を切り下げる動きとなり、10日移動平均線レジスタンスラインとして意識された。やはりファンダメンタルズが最も弱い非鉄金属の1つであることが浮き彫りになっている。LME在庫は▲200Mt減少、FSCは3.9日(キャンセルワラント率は3.4%)。売買高は3,314枚。イールドカーブは全ゾーン低下している。C-3は27?バックとコンタンゴからバックに転じた。
 昨日の鉛価格は下落した。新規材料は特段なかったが、10日移動平均線レジスタンスラインを抜け切れなかったことや、100日移動平均線のサポートラインを割り込んでしまったことからテクニカルに売られたものと考えている。徐々に10日移動平均線が100日移動平均線を上から下に抜けつつあり、短期的に下げが加速しやすい地合いに入ってきたようだ。LME在庫は+125Mt増加、(FSCは2.2日、キャンセルワラント率は1.2%)。売買高は1,099枚。イールドカーブは全ゾーン低下している。C-3は12?コンタンゴと前日と変わらず。
 昨日のアルミ価格は下落した。新規材料に乏しい中、エネルギー価格がアジア〜欧州時間に軟調な推移となったことなどが嫌気され、水準を切り下げる動きとなった。またNY時間の株の大幅下落が同様にセンチメントを悪化させた。但し同時に急速にドル安が進んだことから下げ幅も限定され、一目均衡表の雲でサポートされて引けている。一目均衡表の雲は非常に厚くなっており、更に下落するには新規材料が欲しいところ。LME在庫は+300Mt増加、(FSCは9.0日)。(キャンセルワラント率は4.7%)。売買高は3,387枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は48?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は下落した。取引序盤は前日引けレベルでのもみ合いとなったが、NY時間の株の下落等を材料に下値を試す動きとなった。新規材料に乏しい中、為替や株、経済統計といった周辺材料で価格が動きやすい環境が持続している。LME在庫は▲90Mt減少、(FSCは12.1日)、キャンセルワラント率は1.9%。売買高は516枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は180?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は前日比変わらずであった。欧州時間から進行したドル安の影響で22,000?の心理的節目をトライしたが、米金融機関決算の悪化等もあって一旦手仕舞い売りの動きが見られ、結果的に行って来いで前日比変わらずで引けた。LME在庫は▲75Mt減少、(FSCは0.0日)、キャンセルワラント率は9.09%。売買高は461枚。イールドカーブは略変わらず。C-3は25?コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日の原油価格は上昇し、史上最高値を再び上回った。様々な材料のあわせ技であるが、Shellのフォースマジュールや、スコットランド製油所のストの懸念、(実体に影響はなかったものの)日本郵船のタンカーがイエメン沖で武装勢力の攻撃を受けたこと、米金融機関決算の悪化に伴う再び野ドル安進行が材料。結果、10日移動平均線のサポートラインでサポートされながら堅調な推移となった。イールドカーブは期先の上げ幅が大きい。Brentも欧州時間中ごろ〜米州時間に掛けて上昇している。同様にイールドカーブは期先の上げ幅が大きい。直近限月の騰落率はWTIが+0.7%、Brentが+0.4%。
 石油製品はまちまち。RBOBもアジア〜欧州時間に掛けて水準を切り下げる動きとなったが、NY時間の原油の戻りを受けて、下げ幅を削り結局行って来いで前日比略変わらずで引けている。イールドカーブは期先の下げ幅が比較的大きいが、全体的に極めて小幅低下している。直近限月の騰落率は▲0.3%。ヒーティングオイルは上昇。略同様の展開で、下落後10日移動平均線のサポートラインを試した後、原油価格の上昇を受けて水準を切り上げて引けた。イールドカーブはパラレルに全ゾーン上昇。直近限月の騰落率は+0.6%。ガスオイルも上昇。イールドカーブは全ゾーン上昇している。直近限月の騰落率は+0.6%。

(ひとりごと)
誰か助けてくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!
誰かネタをくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!

って。
一時期はやったセカチューごっこ
久しぶりにやってみたらそれだけで疲れた。
本気でネタを人から買いたい、と思う今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて。

何だか北京オリンピックのリレーが荒れてますね。
チベットと中国の問題がオリンピックにまで波及して、大変なことだと思う。
でも、いつもテレビ見ていて思うんですが、あの聖火を守る青色の中国人の人たち。
すごいですよね
彼らに取り巻かれてリレーするんですよねぇ...

言ってみればフルマラソンを先導する白バイが、ランナーを取り囲んでゴールまで行くようなものである。
私、聖火リレーの話は全然チェックしていなかったので
初めてテレビの映像を見たときに正直びっくりしてしまった。
だって、何をやっているんだかさっぱりわからないんですから。
ちょっと前に飛行機の中で見た、「Man of Legend」で敵がいっせいに追いかけてくるシーンに何だか似ている。

このままだと、本当のフルマラソンの時に、「マラソン選手を守る軍団」ができて、一緒に走るんでしょうか?
早く無事に解決して、楽しくオリンピックを観戦できればいいな、と思います。