ゴーヤ

(経済関連ニュース)
日中共同声明では懸案事項について具体的な進展はなかった模様。
・3月英製造業生産指数 前月比▲0.5%(前月改定+0.4%)、市場予想±0.0%。予想外のマイナス。
・3月ユーロ圏小売売上高 前年比▲1.6%、市場予想▲0.7%。1995年の統計開始以来最大の落ち込み。
・3月独製造業受注▲0.6%(前月改定▲0.6%(速報比▲0.1%))、市場予想+0.3%。予想外の落ち込み。
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比+15.6%の655.4、借換指数+19.3%の2,273.8、購入指数+12.1%の381.3。
・Q108米労働生産性指数速報 前期比年率+2.2%(前期改定+1.8%)、市場予想+1.5%。リストラで雇用を圧縮した影響か(労働生産性=付加価値÷従業員数)。
・Q108米単位労働コスト 前期比年率+2.2%(前期改定+2.8%)、市場予想+2.6%。時間当たり給与 前期比年率+4.4%(前期+4.6%)、インフレ考慮後▲0.7%。
・3月米中古住宅販売 前月比▲1.0%(前月改定▲2.8%(速報比▲0.9%)、市場予想▲1.0%。

・ドルは対ユーロで上昇。米労働生産性の改善が加速したことと欧州経済指標の悪化で。対円でも大幅に上昇米。

日本株は上昇。原油価格の上昇を受け資源関連株が上昇を牽引。ファニーメイへの資本規制緩和の影響で金融株も買戻しが入った。米株は下落。SECが投資銀行に対して資本と流動性水準の開示を義務付ける方針を打ち出したことから、更に評価損の計上を余儀なくされるのでは、との見方から。また、早朝発表された中古住宅販売が予想通りではあったものの不冴えであったことから不動産関連株にも売りが入った模様。

穀物市場サマリー)
・大豆価格は上昇。アルゼンチン農家と政府の交渉が進捗していたものの、スト再開が略確実となったことから買戻しが優勢となった。ドル高の進行は昨日は材料視されず。但し50日移動平均線と10日移動平均線のレンジワークが継続している状況に変化はない。

・トウモロコシは上昇。米中西部での降雨の影響でもともと遅れている米国でのトウモロコシの作付が更に遅れるとの見方から堅調な推移となっており、10日移動平均線を一昨日上回っていることやアルゼンチンのストでトウモロコシの販売が5月15日まで実施されないとの報道もあって一時6.18㌦まで上昇したが、その後のドル高の進行の影響でが上値を抑えられた。

・小麦価格は下落。ドル高の進行が嫌気された。但しイラクが300KMtの硬質小麦を購入したとのニュースがサポート材料となり、とりあえず10日移動平均線を維持して引けてる。

非鉄金属関連ニュース)
・金は下落した。ドルが米経済統計、特に労働生産性の改善を受けて上昇したことを受け、下落に転じた。ドル安進行の中で原油と金が物色されてきたが、需給のファンダメンタルズの影響を受け易い原油に比べて通貨としての色彩が強い金はドル上昇の影響を受け易い。先月下旬から始まったドルの上昇は折々ドル安に振れる局面はあるものの継続しており、ピーク時から4%程度ドル高が進行している。結局一昨日回復した10日移動平均線を割り込んで引けている。しかしながら弊社は引き続きドルが中期的な視点で軟調な推移が続くと見ており金価格はドル・ユーロが1.64程度まで低下した場合には1,100㌦までの上昇があってもおかしくないと考えている。銀も同様の材料で大幅に水準を切り下げた。

・プラチナは下落。米労働生産性の改善を受けたドル高の進行の影響で取引序盤から軟調な推移となったが、引けにかけては原油の上昇や一目均衡表の雲の下限に近づいたこともあり買い戻しが優勢となり、下げ幅を削る展開に。
 中期的な見通しについてプラチナは、為替・ファンダメンタルズの両要因で堅調な推移になると考えている。2008年の需給は711キロオンスの、2009年に関しても458キロオンスの供給不足になると考えられ、年内については米金利低下を背景としてドル安傾向が持続すると見られるためである。価格上昇に対するリスクシナリオは、プラチナ価格が上昇し、代替品としてパラジウムが代用品として利用されるリスクであろう。今のところディーゼル車向けに用いられているパラジウムは全体の10%程度であり、これは将来的には25%程度まで上昇すると考えている。
 パラジウムもドル高の影響で下落している。引き続きファンダメンタルズの弱いパラジウムは実需の弱さを受けて上昇していない(投機資金の投機対象とはしにくい)。ファンダメンタルズの弱い商品は上昇しないことの証左であろう。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油+5.7MB、ガソリン+0.8MB、ディスティレート▲0.1MB、稼働率▲0.4%
リビア Al-Jurf海上油田(45KBD)、生産再開にはあと6週間程度かかる見込み。

(商品市況概況)
補助金の憂鬱」
 昨日の商品相場はエネルギーセクター(穀物含む)が総じて上昇、金属セクターは軟調な推移となった。株の下落やドルの反転上昇の影響で金属の価格は軟調な推移となっており、これは従来の経験則的にも符合するため理解し易い。ところがエネルギー価格は米在庫統計がベアな内容であり、ドル高が進行しているにも関わらず、上昇している。伝統的な株や債券マーケットが混乱した際の資金避難場所として原油・金が代表的な市場であるが、株や債券市場は以前に比して落ち着きを取り戻している。その影響で金価格は軟調な推移となっているが原油はそうはなっていない。これは、イランや中東情勢といった地政学的リスクの高まりが相場を押し上げている、価格上昇で実需の売りオペレーションが減少している、といったファンダメンタルズ要因が存在しているためである(金市場に流入している資金の半分は投機資金と言われており、どちらかというと金は原油に比して実需の影響を受けにくい)。先々原油の価格は価格上昇に伴う実需の減少観測を受けて一旦手仕舞い売りで100㌦近辺まで下落すると考えているが、これはあくまで継続的な価格上昇の前の下落であると考えておいたほうがよく、下落後も原油価格は堅調な推移が続くことになろう。
 エネルギー以外にも言えることであるが、新興国を始め、原油価格・商品価格が上昇すると国からの補助金や税制の優遇、あるいは生産国であれば資源の輸出停止といった措置が取られるケースが多い。輸出停止は需給を逼迫させるため明確に相場の上昇要因であるが、補助金や税制優遇は消費者が価格水準に関わらず商品を購入できるようになることを意味し、実際のところは相場の上げ要因となりえる。中国が国の補助によって石油製品の内外価格差を支えていることで消費が減速していないことを考えれば、このことはメージしやすかろう。価格高騰に伴う救済措置が相場上昇の一因となりえることはなんとも皮肉である。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。米労働生産性の改善や欧州経済統計の悪化の影響でドル高が進行したことが材料視された。但しNY時間での株価上昇(後場には大幅に下落したが)の影響で引けにかけては下げ幅を削る動きとなった。LME在庫は▲625Mt減少、(FSCは2.1日)、(キャンセルワラント率は7.9%とオンワラントの増加とキャンセルワラントの行使の影響で低下している)。売買高は5,275枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は156㌦バックとバック幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。欧米経済統計を受けたドルの上昇と、銅価格の下落が材料である。一時、LME在庫の大幅減少を受けて強含む局面も見られたが、総じて為替の流れには逆らえなかったようだ。結果、亜鉛は30日移動平均線を上値として頭重い推移となり、前日比マイナスで引けた。亜鉛の生産コストは1,800㌦程度まで上昇していると考えられ、下値も限定されている。LME在庫は▲1,525Mt減少、FSCは3.8日(キャンセルワラント率は4.7%)。売買高は2,249枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は6㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の鉛価格は下落した。欧米経済統計を受けたドル高の進行と、LME在庫の大幅増加や、Magellan鉱山からの生産再開期待観測を受けて下値を探る動きとなった。チャート的に上値を追いにくい地合いとなっていることも売りを誘っている。結果、目処として挙げていた1月22日の安値2,405㌦をトライする動きとなった。LME在庫は+625Mt増加、(FSCは2.5日、キャンセルワラント率は1.9%)。売買高は2,600枚。イールドカーブは全ゾーン大幅に低下している。C-3は18㌦コンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は下落した。欧米の経済統計を受けたドル高の進行と、NY時間の中古住宅販売の悪化、LME在庫の大幅増加といったマイナス材料を受けて軟調な推移となったが、史上最高値を更新する原油価格が下支え材料となり、下げ幅は比較的限定されている。アルミは金と同様、他の非鉄金属に比べて通貨動向の影響を受け易い。LME在庫は+2,950Mt増加、(FSCは9.1日)。(キャンセルワラント率は4.2%)。売買高は7,813枚。イールドカーブは期近を中心に低下している。C-3は47㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は下落した。欧米経済統計を受けたドル高の進行が材料視された。但しNY時間前場の株価上昇を受けて引けにかけては下げ幅を削る動きとなった。LME在庫の大幅減少は殆ど材料視されていない。今のところニッケルは個別に相場を大きく動かす材料に乏しい中、100日移動平均線をレンジ中心に、200日移動平均線を上値に、28,000㌦を下値にレンジワークが継続している。LME在庫は▲144Mt減少、(FSCは11.9日)、キャンセルワラント率は3.9%。売買高は536枚。イールドカーブは小幅低下。C-3は175㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の錫価格は下落した。欧米経済統計を受けたドル高の進行を受けて水準を切り下げた。しかしながらLME在庫の減少に歯止めが掛かっておらず、ファンダメンタルズが堅調であることから下げ幅は極めて限定されている。LME在庫は▲100Mt減少、(FSCは0.0日)、キャンセルワラント率は2.23%。売買高は229枚。イールドカーブは期近を中心に全ゾーン低下。C-3は80㌦バックとバック幅を縮小した。

(エネルギー)
 昨日の原油価格は大幅に上昇し、史上最高値を更新した。ドル高の進行や在庫統計が原油にとってベアな内容であったことから下落したものの、中東情勢の不安等を材料に上昇した。価格が上昇する過程の中でファンドが上げを主導しており、当面は「とりあえず上限がどこまでか」を試す展開となっている。ドル安の進行を材料に大きく買い進まれてきた原油であるが、サブプライム問題の影響が残る中でも株式市場が底堅く推移しており、実需が新興国のみならず米国でも底堅く推移していることから買いが入り易い地合いとなっている。イールドカーブは期先を中心に大幅に上昇。Brentも同様に期先を中心に上昇した。直近限月の騰落率はWTIが+1.3%、Brentが+1.6%。
 石油製品も上昇。RBOBは在庫統計発表直後に在庫が予想外に増加したことや原油が下落したことから下落したものの、需要が前年比プラスに復帰したことや原油の上昇を受けて反転上昇した。イールドカーブは期近の上げが大きく、全ゾーン上昇している。直近限月の騰落率は+0.4%。ヒーティングオイルも大幅に続伸。材料は在庫統計が予想を上回る在庫減少となる中、需要が堅調に推移し在庫水準が低いためである。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブル・スティープニング。直近限月の騰落率は+2.6%。ガスオイルも上昇。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇している。直近限月の騰落率は+0.8%。

(ひとりごと)
今日はなんとゴーヤの日らしい。
ニガウリを食べましょう、という日らしいのだが

申し訳ない。

私、ゴーヤ、嫌いなんですよね。
あ、別に飲み会で出てくれば食べるんですけどね。
あの、延々と口中に残る苦味。
そこがいい、という人が多いのだが、ビール等の苦味と違ってほかの食物を摂取した後も継続的に苦味が残るのがどうしても嫌なのだ。

なので。

ウチのカミさんなぞはスーパーでゴーヤをみるだけで大興奮しているのだが
さっぱりその気持ちが分からないのだ。
って、俺があげたプレゼントでそこまで興奮したことないよな。そういえば。
俺が買ったプレゼントよりもゴーヤの方がいいのかッ!!

何だかつらつら書いているうちにですね
ゴーヤが憎くなってきましたよ。
それは嫉妬のせい?苦味のせい?

え?プレゼントにゴーヤを上げればいいじゃないですかって?
それ、人に言われて本当にやります?
普通しないですよねぇ...

あ、でも私、ゴーヤマンは好きですよ。結構可愛い。