アメリカの食べ物

(経済関連ニュース)
・5月独ifo企業景況感指数 103.5(前月102.4)、市場予想102.0。市場予想に反して上昇。
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比▲7.8%の621.6、購入指数▲6.9%の352.5、借換指数▲8.7%の2,210.5。
FOMC議事録「利下げは金融緩和につながっていない(数人の委員の見解)、Q408のコアPCE価格指数は2.2-2.4%上昇する見込み。利下げはぎりぎりの判断だった」
・中国政府、四川大地震の被災地向けに、国家備蓄穀物の放出を決定。小麦152.4KMt、米231.6KMt。

・ドルは再び対ユーロで大幅に下落。独Ifo指数が予想外に上昇したことや、イングランド銀行が公表した金融政策委員会議事録で「景気浮揚のために利下げに消極的」との表現があったことか更にドル売りを加速させた。同時に進む原油高がドルを押し下げることとなった。対円でもドルは下落。

日本株は大幅に下落。原油価格の高騰や円高の影響で、輸出関連株や金融が売られた。米国株は大幅に下落。FOMC議事録で利下げの終了が示唆されたことのほか、急速な原油高の進行が企業業績を圧迫するとの見方から幅広く売りが入った。昨日はインド・上海以外の株は軒並み下落している。
穀物市場サマリー)
・大豆価格も上昇。対ユーロでのドルの急落や原油高などを材料に買いが進んだ。但し、10日移動平均線を抜け切れず。

・トウモロコシ価格は大幅に上昇。低温と湿度の上昇によってトウモロコシの発芽率が低く、単収が市場予想を大幅に下回るかのせいが出てきたことと、エネルギー価格の暴騰、ドル安等が支援材料となった。結果、10日移動平均線レジスタンスを上抜けして引けている。

・小麦価格は乱高下。FOMC議事録の発表を受けて米国株が大幅に下落する中、水準を大幅に切り下げる局面があったが、ドル安が進行したことや米原油価格が高騰したことを受けて上昇、その後10日移動平均線レジスタンスラインを上抜け仕切れず、水準を切り下げ前日比マイナスで引けた。

非鉄金属関連ニュース)
・金は大幅に上昇。独Ifo指数を受けたドルの対ユーロでの下落や、原油の急騰の影響で割安に放置されていた金がサラwに物色されることとなった。一次回帰の結果を受けると現在のドル/ユーロの水準でも975㌦程度までの上昇があってもおかしくない。金価格はドル・ユーロの動向である程度説明が可能であるが、今のところ一次回帰分析の結果と比較すると引き続き割安なレベルにあるため、テクニカルな買いが入り易い(金価格=1,350.7×ドル・ユーロ-1,157)。弊社は引き続きドルが中期的な視点で軟調な推移が続くと見ており金価格はドル・ユーロが1.64程度まで低下した場合には1,100㌦までの上昇があってもおかしくないと考えている。
 銀もこうしたドルの急落と原油の暴騰を受けて値を飛ばし、50日移動平均線レジスタンスラインをあっさり上抜けしてしまった。

・プラチナ価格は急上昇。JMがプラチナ相場に関して強気な見通しを発表したことやドル安を受けて堅調な水位となっていたが、利食い売りに押された格好。
 中期的な見通しについてプラチナは、為替・ファンダメンタルズの両要因で堅調な推移になると考えている。2008年の需給は711キロオンスの、2009年に関しても458キロオンスの供給不足になると考えられ、年内については米金利低下を背景としてドル安傾向が持続すると見られるためである。価格上昇に対するリスクシナリオは、プラチナ価格が上昇し、代替品としてパラジウムが代用品として利用されるリスクであろう。今のところディーゼル車向けに用いられているパラジウムは全体の10%程度であり、これは将来的には25%程度まで上昇すると考えている。
 パラジウムもプラチナ価格の下落に押されて水準を切り下げた。

・南アLonmin(世界第三位のプラチナ生産者)のMerensky精錬所で小規模な爆発が発生。生産に障害。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油▲5.3MB、ガソリン▲0.8MB、ディスティレート+0.7MB、稼働率+1.3%
・米ボドマン エネルギー長官「原油価格が3年間横ばいで推移していること、世界的に旺盛な需要が価格を押し上げており、これは市場のファンダメンタルズによるものであり、投機的な動きで価格が押し上げられているわけではない」

(商品市況概況)
「エネルギーは続伸、非鉄金属は下落」
 昨日の商品相場はエネルギー価格が高騰、非鉄金属価格は総じて軟調な推移となった。原油価格は期先が上昇してしまったこともあり、ドル安の進行もあって期近もとうとう130㌦を突破、時間外ではとうとう135㌦を付けるに至った。
 今回のエネルギー価格上昇で特筆すべきことは、インフレ懸念の高まりを背景として株式市場が再び調整を始めていることである。そうなると、景気と株価の変動の影響を受け易い非鉄金属価格は下落する可能性が高まってきた。需要が堅調であるため、非鉄金属価格に関してもブルな見通しを弊社は立てているが、(予想はしていたものの)予想を上回る速度でのエネルギー価格の高騰は高い確率で実体経済に悪影響を及ぼすと考えられる。要は価格上昇に対応する時間のゆとりを与えられていない、ということである。恐らく急騰後、需要の減少なり様々な理由を付けて価格は下落することになると見ているが、期先がここまで上がってしまっている以上、たエネルギー価格大幅調整は期待薄であろう。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。取引序盤はインド・上海株が上昇したことや、欧州時間でのドル安の進行が好感されて上昇する局面も見られたが、NY時間にかけて原油価格が高騰、相関性の高い株価が軟調に推移したことから、総じて軟調な推移であった。LME在庫が韓国等を中心に大幅に増加したこともマインドを冷やしたようだ。LME在庫は+2,300Mt増加、(FSCは2.4日)、(キャンセルワラント率は13.6%とオンワラントの増加とキャンセルワラントの行使の影響で低下している)。売買高は6,122枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近が小幅低下、期先が上昇している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は110㌦バックとバック幅を拡大した。
 昨日の亜鉛価格は下落した。上海・インド株が上昇したことで強含み推移する局面も見られたが、銅の下落や原油の急騰に伴う株価の下落を受けて軟調な推移となった。ドル安の進行やLME在庫の減少は昨晩に関して言えば殆どといっていいほど材料視されなかった。結果的に10日移動平均線のサポートラインを大きく割り込み、再び2,200㌦まで水準を切り下げる結果となった。LME在庫は▲75Mt減少、FSCは3.8日(キャンセルワラント率は4.7%)。売買高は3,433枚。イールドカーブはパラレルに全ゾーン低下。C-3は42㌦バックとコンタンゴからバックに転じた。
 昨日の鉛価格は下落した。取引序盤から前日比マイナスで寄り付き、原油の高騰に伴う株価の調整といったマイナス材料を受けて不冴えな展開となった。但しLME在庫の減少やドルの急落が相場の下支え材料となった。LME在庫は冬場のピークシーズン終了を受けて増加を続けており、需給がタイトというわけではないのだがやはり中国の生産減少の可能性が非鉄金属全体の下支え材料となっているようだ。LME在庫は▲600Mt減少、(FSCは2.7日、キャンセルワラント率は3.0%)。売買高は1,942枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下している。C-3は18㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のアルミ価格は上昇した。30日移動平均線を上回って寄り付いた後、エネルギー価格の上昇を受けて堅調に推移、その後LME在庫の米国での大幅増加はあったもののドルが独統計を受けて急落したことから上げ足を速め、かつ、夜間の米石油統計がブルな内容であったことから更に上値を試す展開となった。但し非鉄金属Complexが株安の進行を受けて総じて軟調な推移となる中、上げ幅は比較的限定されたようである。LME在庫は+3,900Mt増加、(FSCは9.3日)。(キャンセルワラント率は4.3%)。売買高は11,067枚。イールドカーブは期先を中心に全ゾーン上昇している。C-3は45㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日のニッケル価格は下落した。節目と考えられていた26,000㌦を下回って寄り付いた後、非鉄金属全体に売りが入る中、力なく水準を切り下げた。ドル安の進行やLME在庫の大幅減少等は全くといっていいほど材料視されなかった。今のところ四川大地震はニッケルについて特段の被害報告はなされていない。LME在庫は▲150Mt減少、(FSCは11.4日)、キャンセルワラント率は2.8%。売買高は1,302枚。イールドカーブは期近を中心に低下している。C-3は145㌦コンタンゴと前日と変わらず。
 昨日の錫価格は上昇した。一昨日、30日移動平均線でサポートされたことから、ドル安の進行を受けて安値拾いの買いが入り、上昇した。一時10日移動平均線を上回る局面も見られたものの、非鉄金属Complexが売られる中、引けにかけては水準を切り下げ、結局10日移動平均線を下回って引けることとなった。LME在庫は▲25Mt減少、(FSCは0.0日)、キャンセルワラント率は4.37%。売買高は468枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに大幅に上昇。C-3は35㌦コンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。

(エネルギー)
 昨日の原油価格はNY時間に入ってから大幅に上昇した。折からの期先の大幅上昇を受けて期近が牽引され易い中、夜間に発表された米石油在庫統計が明確にブルな内容であったことから上昇が加速、130㌦の節目を上抜けした所から更に上げ速度を増し、一気に135㌦まで上昇した。昨日もコメントしたが、期先の上昇に関してはいろいろな材料がありえるのだが、やや低めの水準で売りヘッジを入れていた生産者の買い戻しやそれを見越したファンドの買い、そもそもの価格上昇を受けて生産者の新規の売りヘッジが減少していること、が考えられる。また、期先の上昇速度が余りに速いことから一部の消費者が買いを急いでいることも期先の上げを誘ったようである。こうした全てのことが同時に起きていることが著しい期先の上昇をもたらし、ひいては期近の上昇要因となっている。イールドカーブは昨日は期近を中心に大幅に上昇し、ブルスフラットニングしている。従来どおりであればこの先、期近が上昇してフラットニングの動きになると考えられる。Brentも期先を中心に大幅に上昇している。直近限月の騰落率はWTIが+3.0%、Brentが+3.5%。
 石油製品もNY時間に暴騰。RBOBは米在庫統計が需要が堅調さを維持しつつ、在庫が減少したことから統計発表直後から大幅に上昇し、一気に340㌣をブレイクしてしまった。完全に今までとは違った世界に突入してしまった感がある。イールドカーブは期近の上げが若干限定されたが、期先は大幅な上昇となっている。直近限月の騰落率は+2.6%。ヒーティングオイルも米在庫統計発表直後から暴騰、一気に400㌣を伺う展開となった。イールドカーブは期近の上げ幅が大きい。直近限月の騰落率は+3.3%。ガスオイルも上昇。イールドカーブは期先の上げ幅が大きい。騰落率は+1.8%。

(ひとりごと)
アメリカの食べ物が、好きだけど、嫌いである。
何が好きで嫌いかって?

まずですね、クラブハウスサンドは好きだけど、嫌いでしょ
アメリカンバーガーも好きだけど、嫌いでしょ
スペアリブも好きだけど、嫌いでしょ

おいお前、なに言ってんだ、って思うかも知れないけど、好きだけど嫌いなんですね。
これらのものに共通して言えることが2つあります

手が汚れる
口が切れる

そう。そうなんです。
私が嫌いな、手や口の周りが汚れるのと同時に、口を大きく開けて食べねばならないので、口元、ないしは唇が切れるのですよ

そもそも口の周りにヒゲが生えているくせに汚れるのが嫌い、とは何だッ!!
といわれるかも知れないんですけど、ヒゲが生えている人の口元はとっても敏感
必要以上にソースなり、液体などがこびりつくんですよね。
なので、このテの食べ物を食べると口の周りをトイレで洗うか、ウェットティッシュで入念に拭く
という作業を伴うのであります。
それが嫌なんですよねぇ。

もう一つが口が切れる点でありますが
恐らくこれを読んでいる読者のうち3万8543人ぐらいが口ないしは唇を米系料理で切ってしまったことがあると私は確信している。
ほら。
おいしそうなバーガーが来るでしょ
これでもかッって肉や野菜が挟んであるでしょ
恐る恐る口を開くでしょ
その時!!
ああッ!!

という後悔と驚きの気持ちの入り混じる不思議な感情が全身をわずか0.01秒で駆け抜けたかと思うと
音はしないけど、「ピッ」って感じで唇が切れるんですよね。
あの後悔。
それは焼肉を食べるときに誤って口の中を噛んでしまった感覚と極めて近い。
切れた口には容赦なくケチャップとマスタードが攻撃を加え
だんだん傷口ばかりが気になって、濃い味の物を食べているにも関わらずだんだん味がしなくなってくるのだ。
その間、また別のところを切ったりして。

もぅ。
もうちょっと食べ易い大きさにならんものですかね。
でも、もし食べ易い大きさになったらそれは米系料理じゃないし。

ってことでじゃあ食べるの止めんの?
と聞かれても、やっぱり食べ続けちゃうんですよねぇ。

あ、ピザもおんなじか。。。