焼肉

(商品市況概況)
「景気『底割れ』回避に自信」
 週末のコモディティ価格は軒並み上昇した。ここ数ヶ月のあらゆる金融市場のマイナス要因となっていた金融機関の経営問題が峠を超えたとの見方が徐々に強まっており、株価が上昇したことに伴うセンチメントの好転が材料である。これにより「質への逃避」で物色されていた貴金属は売られることとなった。そもそも貴金属に流入している資金の多くがETFを通じて株式市場から流入した資金であると考えられることから、株が堅調に推移すれば金価格の上昇も一服すると見られる。
 その他の商品では、非鉄金属が堅調な推移となっている。国内の製造業は引き続き在庫の調整が続いていると見られるのだが、どうも予想以上に海外の在庫調整は進捗している様子であり、加えて中国政府は市中の余剰在庫を購入する方針であることから、「足許の価格の低さに着目した買い」がこの代に四半期から積極的に入り始めているようだ。一方で稼働率が低迷していることからエネルギーの使用量は低迷しており、回復にはしばらく時間がかかりそうである。少なくともこの動きは日本と中国のGWごろまでは続くと見られる。但し「底割れが回避された可能性が高い」のみであり、「回復している訳ではない」ことから青天井に価格が上昇する、ということは現時点において考えにくいといえる。

(経済関連ニュース)
・3月米雇用統計 前月比▲663千人(前月改定 ▲651千人(速報比変わらず))、市場予想▲660千人。失業率8.5%(前月改定8.1%)、市場予想8.5%。
・3月米ISM非製造業総合景況指数 40.8(前月改定41.6)、市場予想42.0。
北朝鮮、衛星(ミサイル?)発射断行。
バーナンキ議長 インフレ抑制を目的として、流動性対策を解消する柔軟性をFRB保有するべきである。

・ドルは対ユーロで上昇。注目の米雇用統計は最悪の内容であるものの事前予想の範囲内であったことからドルが買われた。円も対ドルで下落。海外市場の安定回復期待を背景に円ニーズが後退したため。
日本株は3営業日連続で上昇。世界景気の底入れ期待が高まる中、円安も進行したことを受けて幅広く買われた。米株も上昇。米雇用統計が市場予想の範囲内であったことや、バーナンキ議長の信用市場の機能回復に向けたプログラムが奏功しつつある、とした発言を好感した。この結果NYダウは8,000ドルを回復している。

穀物市場サマリー)
・大豆価格は下落した。大豆の週間輸出統計が大幅なマイナスとなり、域内需給の緩和観測が強まったことに加え、ドル高の進行が輸出をさらに鈍らせるとの見方から、水準を大きく切り下げる展開となった。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。
・トウモロコシ価格は小幅下落。週間輸出検証高の大幅な減少を受けて地合いが悪化、ドル高の進行もあって米国内需給の緩和観測が台頭したことが嫌気された。イールドカーブは期近の下げ幅が大きく、ベアスティープニングしている。
・小麦価格は下落。特段新規材料は出ていないものの、ドル高の進行を受けて下値を探る動きとなっている。500セントの心理的節目、年初来安値の488セントが次のサポートとして意識されそうだ。イールドカーブは略パラレルに低下している。

非鉄金属関連ニュース)
・NY金は大幅に下落した。株価が堅調に推移したことや、ドル高の進行が、安全資産としての金物色の流れに歯止めを掛けた。SPDRの金保有比率には変化がなく、比較的足の速い資金の手仕舞い売りが入ったものと見ている。チャート的には200日移動平均線を目指して水準を切り下げつつあり、為替レートとの乖離も徐々に解消されつつある状況。但し、景気の底割れが回避された可能性が高いだけであり、今年上半期の金物色の流れはしばらくは変らないものと考えている。銀は下落。金の下落や為替のドル高進行が嫌気された。株の上昇はあったものの200日移動平均線を割り込んだところから下げが加速した。

・NYプラチナ価格は上昇した。ドル高の進行で金は下落したものの、株価の大幅上昇に伴う市場参加者のセンチメント好転や、GMクライスラーの問題解決が急ピッチで進むとの見方が相場を押し上げることとなった。パラジウムも10日移動平均線を下値に堅調に推移し、上昇。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。夜間に発表された米雇用統計が市場予想の範囲内であったことや、バ議長発言を好感して株価が上昇したことからNY時間にかけて大幅な上昇となった。上海在庫の減少やLME在庫の大幅減少も支援材料となった。ファンダメンタルズについては先々コンセントレートが継続的に不足する可能性が高い環境に変りはなく、各国政府の追加経済対策への期待や中国政府による市中在庫買い上げへの期待が高まっていることや相次ぐ景気対策の発表に伴い、市場参加者のセンチメントも好転しておりしばらくは堅調な推移が続こう。但し、景気が回復しているわけではないこともあって、一本調子の上昇にはならないと考える。LME在庫は▲4,825Mt減少、(FSCは10.4日)、(キャンセルワラント率は5.1%)。売買高は15,099枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期近が上昇、期先が低下しブルフラットニングしている。C-3(Cash vs 3M Fwd)は26ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。銅と同じく、米統計や株価の上昇が市場のセンチメントを好転させ、そもそも50パーセンタイルコスト近辺まで価格が低下していたことから割安感も強く、加えて中国政府による市中余剰在庫の買い上げの動きを受けて買いが優勢となった。週末の上昇で200日移動平均線(1,420ドル)が視野に入りつつあり、当面は堅調な推移が続くとみられる。LME在庫は+1,200Mt増加、FSCは11.8日(キャンセルワラント率は5.0%)。売買高は4,227枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きく、ブルスティープニングしている。C-3は28ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。
 昨日の鉛価格は上昇した。米経済統計の好転や株価の上昇でセンチメントが転換、LME在庫の減少もあって10日移動平均線を上回って大幅な上昇となった。但し、豪州生産者が生産・輸出再開していることが需給緩和でマイナス材料となっていることから上値は限られるとする従来の見方に変更はなくむしろ、一時的に50日移動平均線近辺(1,200ドル)まで調整すると考えている。LME在庫は▲375Mt減少、(FSCは2.7日、キャンセルワラント率は5.0%。)。売買高は1,664枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルフラットニングしている。C-3は6ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日のアルミ価格は上昇した。米経済統計が予想の範囲内であったことや株価の上昇が支援材料となった。LME在庫や上海在庫の減少も地合いを好転させたようだ。この結果100日移動平均線まで上昇したがこの水準は上抜けずに引けた。今後はコストベースで見た場合、限界レベル(弊社の2009年見通しは1,358ドル〜1,454ドル)を大きく下回って価格が下落している状態が長く続くとは考えにくいこと、今回のFOMCや米政府による不良債権買取構想が実現する可能性が高まってきたことで相場の雰囲気が好転しており、実際発表される経済統計も「最悪期を脱した可能性」を示唆する内容のものが多く、景気は回復していないものの上値余地を探る動きになると考えている。本日は100日移動平均線を上抜けるか否かが大きなポイントとなろう。LME在庫は▲4,725Mt減少、(FSCは34.2日)。(キャンセルワラント率は2.5%)。売買高は12,788枚。イールドカーブは期近が上昇し、ブルフラットニングしている。C-3は37ドルコンタンゴと前日と変わらず。
 昨日のニッケル価格は上昇した。100日移動平均線を上回って寄り付いた後、LME在庫の減少を受けて上昇、その後のドル高で一旦100日移動平均線まで低下、その後の株価の上昇を受けて大幅に上昇することになった。そもそもコストベース(2009年のニッケルの限界生産コスト予想は7,289〜9,729ドル)まで水準がきり下がっていることや、経済統計の好転を受け下値余地は限られ始めている。LME在庫は▲348Mt減少、(FSCは28.8日)、キャンセルワラント率は1.1%。売買高は2,105枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルフラットニングしている。C-3は93ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。
 昨日の錫価格は上昇した。LME在庫の大幅な増加を受けて一旦下値を探った後、株価の上昇を受けて大幅な上昇となった。但し100日移動平均線で頭を抑えられて引けている。そもそもの需給はバックになっていることからも分かるようにタイトであり、10,000ドルの節目を意識しながら堅調な推移となっている。LME在庫は+640Mt増加、(FSCは11.4日)、キャンセルワラント率は3.24%。売買高は399枚。イールドカーブは期先が上昇し、ブルフラットニングしている。C-3は243ドルバックと前日と変わらず。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は期近のみ小幅下落した。ここ数ヶ月月初に観測されているETFロールオーバーと思われる売りが期近に入った事から期近のみ下落した。その他のゾーンは米経済統計を受けた株価の上昇に連れる形で上昇している。足許10日移動平均線&50ドルの心理的節目を固める動きとなっている。イールドカーブは期先の上げ幅が大きく、ブルスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲0.2%。Brentは上昇。経済統計が景気の底割れ回避を示すような内容であることや株価の上昇が好感された。結果、10日移動平均線を下値に堅調な推移となった。イールドカーブは期近の上げ幅が大きく、ブルフラットニング。直近限月の騰落率は+1.3%。WTI/Brentは再びネガティブスプレッドに。
 石油製品は上昇。RBOBは原油価格の上昇を受けて上昇、10日移動平均線を固める動きとなっている。足許の需給状況は米在庫統計では需要が鈍化していることが確認されており(恐らく価格上昇の影響)、在庫水準も回復しつつあることから更にどんどん上値を狙う展開にはなっていない。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニング。直近限月の騰落率は+4.5%。ヒーティングオイルも上昇。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルスティープニング。直近限月の騰落率は+5.1%。ICEガスオイルは下落。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲1.7%。

(ひとりごと)
焼肉を食べるときに、悩むことがある

そもそも食べ始めのときからご飯を頼むのか
食事の終盤にご飯を頼むのか

確かに飲みたいときにはご飯は終盤でも良い、ということになるのだが
やはり私は日本人
ご飯と一緒に食べた方が圧倒的に美味しいことを知っている
その観点からすれば、食べ始めからご飯があった方が良いに決まっているのだ

でも。

始めからご飯食べちゃうと、腹が膨れて膨れて、一杯になってしまうので
最近は始めから頼むのが非常に怖くなってしまった。

学生の頃は良かった。
だって、1人で最低4杯は丼でご飯を食べていたから
今は頑張っても丼1杯までである。
しかし、私がこのコラムで使用している「おかず指数」、かりに0が最低で、100が最高だとすると
焼肉は恐らく90ぐらいの点をたたき出す食物であると思っており
丼1杯では明らかに不十分なのだ。

(ちょっとひといき)
仮におかず指数を数値化するとすると、比較的主観的な指標で
普段食べているご飯の数量が、そのおかずを選択することによってどれだけ増加するかを示す指数、といえる
仮に私が普段茶碗1杯ご飯を食べているとして、この数量が増加しない場合のおかずのおかず指数は50
過去、最大に食べたご飯の量、仮に茶碗5杯だとすればそれを100として
線形按分して指数を算出することができる
別にスプライン補間してもいいです。


なので、明らかに食べた後の満足感を削り
私は最近、外では焼肉とともにご飯を頼まなくなったのだ
なので、明らかに最近は外で食べる焼肉がつまらない

世の中の人は皆、どうなのだろうか...