プラレール

(商品市況概況)
「センチメントの好転」
 昨日の商品価格は上昇している。米金融機関決算が市場予想を上回っていることや、経済統計の好転を受けた株価の上昇が市場参加者のセンチメントを好転させており、大幅な上昇が続いている。特に金融機関の決算が好調であることがリスクテイクを容易にしており、投機筋も巻き込み、上げ幅を拡大させているようだ。しかしながら引き続き最大の材料である7月末の米GDP、来月初の米雇用統計の内容を見極める必要があると考えており、更なる上昇には慎重な見方を崩したくない。事実、米石油在庫統計の内容を見るに「物流」は決して活発とは言えず、今の相場水準が「作られたもの」である可能性は引き続き高いと考えている。
 中長期的に上昇するとの見方もまた変更する必要はないと思うが、本格的な価格上昇の前の調整のタイミングは、夏場にもう一度あると見ておきたい。


(経済関連ニュース)
・6月米景気先行指数 前月比+0.7(前月改定前月比+1.3%(速報比+0.1%))、市場予想+0.5%。
・6月米住宅チャ工 前月比+3.6%の58.2万戸(前月改定56.2万戸(速報比+3万戸))、市場予想53万戸。
・6月独生産者物価指数 前年比▲4.6%(前月改定3.6%)、市場予想▲4.1%。
・米CITグループ、つなぎ融資確保の可能性。
・ゴルフ全英オープン、トム ワトソン死闘の末敗れる。


NY Dow  :8,848.15(+104.21)
S&P500   :951.13(+10.75)
NIKKEI225 :9,395.32(+51.16)
JPY/USD :94.36(+0.3)
USD/EUR :1.423(+0.0096)

・ドルは対ユーロで続落。この話題は裏腹であるが、CITグループの破綻回避が強まったことから株価が上昇、高金利通貨、リスク資産への投資が促進した。消去法的に物色されていた円も下落。
日本株は続伸。経済統計と企業決算が最悪期を脱したことを確認する内容のものが増えてきたため。米株は大幅に上昇。CITグループの破綻が回避される可能性が高まってきたことや、住宅着工などの経済統計の好転を受けて。この上昇でダウは昨年末の水準を回復した。



穀物市場サマリー)
Cbot Wheat :542.25(+0.5)
Cbot Corn :323.25(+1)
CSCE Sugar :17.74(+0.44)



(金属関連ニュース)
Comex Gold :948.80(+11.3)
Nymex Platinum :1,184.7(+16.1)

・NY金は大幅に上昇。ドル安による買いで。しかしNY時間に株高が進行したことから上値は押さえられた。金は株と逆相関の関係にあり、株価が上昇(下落)する局面では売り(買い)が入り易いが、足許、ソブリンリスクの高まりや、ドル安懸念を背景として、金の保有比率を増加させる動きが見られることが下げ余地を限定している。昨日の引けは(東京時間0:00価格) 948.80(+11.3)。
 銀価格は大幅に上昇。ドル安の進行と株高という2つの買い材料を受けて大幅な上昇となり、しばらく上抜けできないと見られていた100日移動平均線を上抜けすることとなった。昨日の引け(東京時間0:00価格)は 1,362.00(+22.2)。"

・NYプラチナ価格は大幅に上昇した。ドル安の進行、株高の進行という2つの買い材料を受け手大幅な上昇となり、一目均衡表の雲の下限がレジスタンスとなり引けている。昨日の引け(東京時間0:00)は1,184.7(+16.1)。
 パラジウムもプラチナの上昇を受けて上昇し、年初来の高値である264ドルを目指す動きとなった。昨日の引け(東京時間0:00)は256.0(+6.4)。"

・1-6月中国粗鋼生産 266.6百万Mt、市場予想263百万Mt。過去最高水準に。


Copper 3M :5,350.00(+40:11.25C)
 昨日の銅価格は上昇した。夜間に発表された米経済統計や金融機関の決算が好調であったことから、大幅な上昇となり、年初来高値を更新した。中国の経済対策の効果で中国の需要が増加、LME在庫の減少も続いていることが地合いを堅調にしている。ドル安の進行や株高の進行といったセンチメントの好転材料も支援材料となっている。ファンダメンタルズについては先々コンセントレートが継続的に不足する可能性が高い環境に変りはなく、各国政府の相次ぐ景気対策の発表に伴い価格は底を打ったと考えられ、中長期的には上昇トレンド入りしたと考えている。しかし、実態経済の悪化速度が鈍化はしたものの引き続き回復しているわけではないことから、7月の統計を確認しながら、一旦調整する動きになると考えている(但し、その下落幅は年初に見込んでいたような大幅なものではなく小幅なものに留まる見込み)。LME在庫は+1,800Mt増加、(FSCは56.4日)、(キャンセルワラント率は3.7%)。売買高は10,189枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルフラットニング。C-3(Cash vs 3M Fwd)は11ドルコンタンゴとバックからコンタンゴに転じた。昨日の引けは5,350.00(+40:11.25C)。

Zinc 3M   :1,666.00(+46:23C)
 昨日の亜鉛価格は上昇した。経済統計の好転を受けて株価が上昇、相場全体の地合いが好転する中、中国の粗鋼生産が大幅な増加となったこともあって上値余地を試す動きとなった。夜間のドル安、株高も支援材料となったようだ。引き続き経済統計、企業決算睨みの状態には変わりは無いが、この数週間発表された企業決算、特に金融機関決算がさほど悪くないことが地合いを好転させている。LME在庫は▲500Mt減少、FSCは11.9日(キャンセルワラント率は1.7%)。売買高は6,079枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。C-3は23ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,666.00(+46:23C)。

Lead 3M   :1,705.00(+35:22.75C)
 昨日の鉛価格は上昇した。LME在庫は増加しているものの、企業決算や経済統計が市場予想を上回る内容のものが増えてきたことから大幅に上昇した。LME在庫の増加に見られるように需給は緩和傾向にあり、個別のファンダメンタルズはマイナスの材料が多いのだが、株価の上昇に伴う市場参加者のセンチメントの好転によってかい差さえられているという印象は引き続き変らない。LME在庫は+250Mt増加、(FSCは4.2日、キャンセルワラント率は1.6%。)。売買高は1,522枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルスティープニング。C-3は23ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,705.00(+35:22.75C)。

Aluminum 3M :1,711.00(+3:27.5C)
 昨日のアルミ価格は上昇した。経済統計の好転(住宅関連指標)や、企業決算が市場予想を上回る内容であること、200日移動平均線を上抜けしていることから買いが先行した。また、LME在庫の水準は高いものの、実質使用可能な在庫が少ないこともあって大幅な上昇となっている。年初に懸念していた「1,750ドル程度までの速やかな価格修正」が、信用不安の後退と共に発生しているものと見られる。引き続き7月末の米GDPと翌月の米雇用統計の内容を見極めてから、というスタンスを維持したいが一般に意識されている1,750ドルクリアは時間の問題となってきた。この水準を上抜けると一気に2,000ドルが視野に入るため、要注意である。LME在庫は+6,950Mt増加、(FSCは44.5日)。(キャンセルワラント率は3.7%)。売買高は12,780枚。イールドカーブは期先が上昇している。C-3は28ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは1,711.00(+3:27.5C)。

Nickel 3M :16,225.00(+100:80C)
 昨日のニッケル価格は上昇した。季節要因もあってLME在庫の減少が継続しており、ドル安、株高、米経済統計、企業決算好転等のプラス材料が積み重なり、年初来高値をトライする動きとなった。LME在庫の絶対水準やニッケルの主要用途であるステンレス需要が回復しているとのサインは出ておらず、ここまでの上昇は投機的な動きによるものである可能性が高いが、センチメントの好転が相場を押し上げる可能性が出ている。但し、引き続き経済統計睨みの展開に変更はない。下落した場合の下値は、50日移動平均線(14,500ドル)が意識されよう。LME在庫は▲450Mt減少、(FSCは29.1日)、キャンセルワラント率は2.8%。売買高は1,361枚。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルフラットニング。C-3は80ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは16,225.00(+100:80C)。

Tin 3M   :14,000.00(+750:205B)
 昨日の錫価格は上昇した。株価の上昇やドル安、経済統計の好転といった周辺材料のプラスが相場を押し上げることとなった。錫はイールドカーブの形状が示すように需給がタイトな非鉄金属であるが、バックの度合いが徐々に落ち着いてきている。今後に関しては引き続き経済統計、企業決算睨みの展開に変りは無い。LME在庫は+215Mt増加、(FSCは17.6日)、P596は4.42%。売買高は406枚。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルスティープニングしている。C-3は205ドルバックとバック幅を拡大した。昨日の引けは14,000.00(+750:205B)。



(エネルギー関連ニュース)
WTI :63.98(+0.42)
Brent :66.44(+1.06)

・米在庫統計市場予想 原油▲2.3MB、ガソリン+0.9MB、ディスティレート+1.5MB、稼働率▲0.4%
アルジェリア石油相「OPECは9月総会で減産も」

 昨日のNY原油は上昇した。米企業決算や経済統計の好転が地合いを好転させ、株価の上昇やドル安を受けて上昇余地を探る動きとなった。しかし50日移動平均線で完全に頭を押さえられ、この水準は上抜けせずに引けることとなった。イールドカーブは期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。直近限月の騰落率は+0.7%。昨日の引けは63.98(+0.42)。 Brentも期近が上昇。欧州時間にかけて上昇し、その後下落したがNY時間の株価の大幅な上昇を受けて上昇し、50日移動平均線を上回り、一目均衡表の雲の上限で頭を押さえられて引けた。直近限月の騰落率は+1.6%。昨日の引けは66.44(+1.06)。 WTI/Brentのネガティブスプレッドは拡大。
 石油製品も上昇。RBOBは100日移動平均線でサポートされていたことから原油価格の上昇を受けて上値余地を探った。イールドカーブは期先の上げ幅が大きい。直近限月の騰落率は+1.1%。昨日の引けは178.94(+1.95)。 ヒーティングオイルも上昇。RBOBと同じく原油の上昇を受けての上昇となったが、一目均衡表の雲の上限で頭を押さえられている。基本、在庫の積みあがりと需要の緩慢さを受けてヒーティングオイルが大幅に上昇するような環境にはない。イールドカーブは略パラレルに上昇している。直近限月の騰落率は+2.8%。昨日の引けは168.94(+4.84)。 ICEガスオイルも上昇。期近の上げ幅が大きくブルフラットニングしている。直近限月の騰落率は+2.2%。昨日の引けは538.50(+12.0)。



(ひとりごと)
週末の三連休は、珍しく会社にも行かず自宅にいた
そのため、我が子とも3日間べったりの状態で
嬉しいことに、子供は大喜びである


で。


約束していたこともあって、子供にプラレールを買ってあげることにした
一路、錦糸町アカチャンホンポへ。
いろいろ調べてみたが、どうも都内で一番たくさんプラレールを置いているのは
この錦糸町アカチャンホンポらしい

今回の目的は昨年末にカミさんが買ってきた大鉄橋を使えるようにすること

である。
分からない方に説明しておくと、立体的に交差する大きな鉄橋のレールセットがあるのだが
それには「坂道セット」というのを買わねばならないのだ


で。


見てみましたが、本当にいろいろな種類が

立体交差セットとか
三叉路セットとか
車庫セットとか
自動踏み切りセットとか


みんな、セットだ。
セットじゃないとダメらしい。
ということで仕方なくセット類を次々購入
セットだけで3,000円近くかかる。


うーん。買いすぎただろうか


と、思ったら、子供に機関車トーマスのゴードンを買ってあげる約束であったのを忘れていて
それも買った。


合計5,000円。


他にも大人的に魅力的な商品がたくさんあったが
それらを全部かったら、一体いくらかかるんだろうか...
と、不安に思いつつ帰路についた。