恋愛を科学する

※水曜日の朝9時から、すごい久しぶりにテレビ東京に出演します。お暇な方は見てやってください。

【商品市況概況】
「雇用統計悪化」
 昨日の商品価格はまちまちであった。雇用統計の悪化を受けて非鉄金属は急速に値を下げた。貴金属はドル安の急速な進行に伴い買い戻しが優勢となった。エネルギーは大幅に下落したが、急速にドル安が進行したため引けにかけて買い戻しが入る展開となった。またしても「ドル安」が材料となり商品相場が買い支えられた一日であった。
 今回の雇用統計が悪化していたことから、今まで以上に経済統計に目配りをする必要が出てきた。加えて景気回復の足取りが重い中低金利政策が継続される可能性も高まってきており、一時後退していたスタグフレーションのリスクを意識せねばならなくなったと考えている。


【経済関連ニュース】
・11月ユーロ圏失業率 10.0%(前月9.8%)。
・Q309ユーロ圏GDP確定値 前期比+0.4%(改定値比変わらず)。
・11月独鉱工業生産 前月比+0.7%(前月改定▲1.7%(速報比+0.1%))。
・12月米雇用統計非農業部門雇用者数 前月比▲85千人(前月改定+4千人(速報比+15千人))。失業率10%(前月10%)。
・11月米消費者信用残高 前月比▲175億ドル(前月改定▲42億ドル)。
・11月米卸売在庫 前月比+1.5%(前月改定+0.6%(速報比+0.3%))。卸売売上高 前月比+3.3%(前月改定+1.4%)。
・Q410中国企業景気指数 130.6(前期124.4)。
日本航空 会社更生法を適用した法的整理により再建を図る見通し。


【為替(FX)・株】
NY Dow  :10,618.19(+11.33)
S&P500   :1,144.98(+3.29)
NIKKEI225 :10,798.32(+116.66)
JPY/USD :92.6(▲0.56)
USD/EUR :1.439(+0.0069)

・ドルは対ユーロで大幅に下落。夜間に発表された米雇用統計が市場予想を大きく下回る内容であったことから急速にドルが売られた。円も対ドルで大幅に上昇している。
日本株は大幅高。為替相場が大きく円安に振れたことが材料となった。米国株は上昇。雇用統計は悪化したものの、逆に低金利継続観測や、ドル安の進行に伴う製造業の景況安定観測から結局大きく売り込まれなかった。



穀物市場サマリー】
Cbot Wheat :568.50(+10.75)
Cbot Corn :423.00(+5.5)
CSCE Sugar :27.53(▲0.47)



非鉄金属・貴金属】
ETFsプラチナトラスト、ETFsパラジウムトラスト、8日よりNYCEにて取引開始。現物担保を裏付けとするため、現物需要の増加材料となる。

Comex Gold :1,138.90(+5.2)
Nymex Platinum :1,564.6(+11.6)

・NY金は上昇した。米雇用統計の発表を受けて急速に上昇した。その後ドルユーロが買われ過ぎから下落したタイミングで金も下値余地を試すが、50日移動平均線でサポートされたこともあり、引けにかけてはドル安がさらに進行したため、前日比プラスで引けている。米景気回復の足取りが重いことから、今後も引き続き金は物色されることになろう。昨日の引けは(東京時間0:00価格) 1,138.90(+5.2)。
 銀価格は上昇した。金の上昇を受けて。昨日の引け(東京時間0:00価格)は 1,845.80(+12.5)。

・NYプラチナ価格は上昇した。プラチナETF認可とドル安の進行を背景に上昇しているが、米雇用統計の悪化に伴う「触媒向け需要減少観測」も同時に台頭し、頭を重くした。ただしETFの上場はマネーフローの劇的な変化をもたらすと考えられることから、1,800ドル程度までの上昇があるとみている。昨日の引け(東京時間0:00)は1,564.6(+11.6)。
 パラジウムは上昇した。昨日の引け(東京時間0:00)は425.15(+0.6)。



Copper 3M :7,461.00(▲74:27C)
 昨日の銅価格は下落した。注目の雇用統計は、市場予想を大きく下回る内容であり、統計発表直後から売りこまれた。しかし10日移動平均線の短期的なサポートラインを割り込まなかったこと、ドル安の大幅な進行が材料となり引けにかけては下げ渋った。今後は、景気は回復しているものの昨晩の雇用統計に見られるようにその足取りは重く、さらに中国の銅輸入はそのペースを鈍化させるとみられることから頭重い推移になると考えている。ただし、生産者側の問題(鉱石の品質劣化、掘削可能地域の不安定さ、開発に要する時間が長いこと)を受けて長期的には強いパフォーマンスになるものと考えている。LME在庫は+3,150Mt増加、(FSCは10.4日)、(キャンセルワラント率は1.5%)。売買高は12,248枚。イールドカーブは略パラレルに低下している。C-3(Cash vs 3M Fwd)は27ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは7,461.00(▲74:27C)。


Zinc 3M   :2,521.00(▲86:31.25C)
 昨日の亜鉛価格は下落した。前日の大幅下落の流れを受けて下げ足を速めていたが、夜間の雇用統計でさらに下げが加速した。しかしドル安が急速に進行したため、引けにかけては下げ渋る展開となった。中期的には中国の鉄鉱石輸入量増加、鉄鋼製品生産量の増加が見込まれるため、亜鉛価格は堅調な推移になると考えている。ただし、今のところ中国の亜鉛輸入は国内生産の増加に伴い減少しており、域内需給が緩和する可能性があり頭は重いだろう。LME在庫は+650Mt増加、FSCは16.6日(キャンセルワラント率は1.4%)。売買高は8,714枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は31ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは2,521.00(▲86:31.25C)。


Lead 3M   :2,532.00(▲67:27.25C)
 昨日の鉛価格は下落した。夜間発表の雇用統計の悪化に伴い、急速に水準を切り下げた。引けにかけてドル安の進行を背景に下げ渋ったのは他の非鉄金属と同様である。今後は足元の在庫水準の上昇や中国の輸入減少(国内生産も減少しているので、需要が鈍化しているとみる)を映じて徐々に水準を切り下げると見ている。米低金利政策継続観測に伴うドル安進行が一定の価格下支え効果をもたらすとみられ、100日移動平均線となる2,275ドルあたりでサポートされよう。LME在庫は+225Mt増加、(FSCは6.7日、キャンセルワラント率は0.1%。)。売買高は2,725枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は27ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは2,532.00(▲67:27.25C)。


Aluminum 3M :2,284.00(▲26:34.5C)
 昨日のアルミ価格は下落した。夜間発表の雇用統計の悪化を受けて値を下げた。しかしながら急速に進行したドル安が下支え要因となり、10日移動平均線でサポートされて引けている。アルミの主要生産地区である中国、南アフリカ、欧州はエネルギー価格の上昇によって生産コストが上昇(主に電力料金の引き上げや、原材料のアルミナ価格の上昇)しており、足元1,900ドル〜2,000ドル程度になっていると考えられる。こうしたコストの上昇がアルミ価格の下値を限定させよう。LME在庫は▲2,000Mt減少、(FSCは48.8日)。(キャンセルワラント率は4.6%)。売買高は9,870枚。イールドカーブはパラレルに低下している。C-3は35ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは2,284.00(▲26:34.5C)。


Nickel 3M :17,900.00(▲555:68C)
 昨日のニッケル価格は下落した。そもそも10日移動平均線を割り込んで寄り付いていたことから下げ地合いであり、そんな中夜間の米雇用統計が予想外の悪化となったことから下げ幅を拡大した。中期的には景気回復に伴うOECD諸国の在庫積み増しの動きを受けて需要は向こう1年半程度横ばいと見ている。一方で、大手生産者は引き続き生産を見送っており、非鉄金属の中でもニッケルは生産調整が比較的進んでいる非鉄であると言え、中期的には需給ひっ迫と景気回復期待で価格は上昇することになろう。LME在庫は+168Mt増加、(FSCは46.4日)、キャンセルワラント率は0.6%。売買高は2,248枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きい。C-3は68ドルコンタンゴコンタンゴ幅を縮小した。昨日の引けは17,900.00(▲555:68C)。


Tin 3M   :17,340.00(▲135:74C)
 昨日の錫価格は下落した。雇用統計を控えて比較的幅の大きなレンジでの推移となっていたが、雇用統計の悪化を受けて下げに転じた。今後も為替の動きや、最大生産国インドネシアの生産動向をにらみながら神経質な相場展開になると考えている。LME在庫は+50Mt増加、(FSCは26.1日)、P596は1.95%。売買高は217枚。イールドカーブは期近の下げ幅が大きくベアスティープニングしている。C-3は74ドルコンタンゴコンタンゴ幅を拡大した。昨日の引けは17,340.00(▲135:74C)。



【エネルギー関連ニュース】
WTI :82.75(+0.09)
Brent :81.37(▲0.14)


 昨日のNY原油価格は上昇した。注目の雇用統計は市場予想を大きく下回る内容であり、統計発表直後に大幅に原油価格は下落した。しかし同時に急速にドル安が進行したことが買い材料となり結局行って来いの展開となった。昨晩の上昇は「ドル安」が材料によるものであり、需要が回復しているわけではない。これは雇用統計の悪化を見ても明らかである。景気は後退してはいないものの需要は十分回復しているとは言い難く、引き続き上値は重いとみている。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルスティープニング。直近限月の騰落率は+0.1%。昨日の引けは82.75(+0.09)。
 Brentは下落した。イールドカーブは期先の上げ幅が大きくブルスティープニングしている。直近限月の騰落率は▲0.2%。昨日の引けは81.37(▲0.14)。
 WTI/Brentのスプレッドは1.38のポジティブスプレッドとなっている。
 RBOBは上昇した。雇用統計の悪化を受けて下落していたが、「急速なドル安進行に伴う原油の上昇」を受けて引けにかけて買われた。これも繰り返しになるが、ガソリン需要は決して回復してきてはおらず、足元の在庫水準も鑑みれば、原油価格の上昇以外にガソリン価格上昇の材料はないと言ってもいい。イールドカーブは期近の上げ幅が大きい。直近限月の騰落率は+0.9%。昨日の引けは215.53(+2.04)。
 ヒーティングオイルは上昇した。ガソリンと同じく、雇用統計の悪化を受けて下落したが、原油の戻りと厳冬要因で引けにかけて急速に買い戻しが入り、前日比プラスで引けた。イールドカーブは期近の上げ幅が大きい。直近限月の騰落率は+0.8%。昨日の引けは220.03(+1.67)。
 ICEガスオイルは下落した。イールドカーブは期先の下げ幅が大きい。直近限月の騰落率は▲0.6%。昨日の引けは656.25(▲4.0)。



【ひとりごと】
きょうのひとりごとは相当独断と偏見で書いてますので、「そりゃ違う」と思う人は読み飛ばしてください。ね。



さて。



小林麻央海老蔵が結婚するらしいですね。
後誰だか忘れたが、コンサルタントと結婚するアナウンサーがいるみたいですね。



私は思う。



女子アナ、いやテレビに出ている有名人女性が結婚する相手を選ぶのに、「はやり」があるんだが
どうもそれには一定の傾向があるように思えるのだ
この点に関しては皆さんも同意してくれると思うが、振り返ってみると

野球選手

サッカー選手

IT社長

お笑い芸人

外資系金融マン

文化人・コンサルタント



といった感じで「人気」の業種が変わってきている。


「その時に給料がいい人のところに来ているんじゃないの」


って言われるかもしれないが、さにあらず
女性は結婚する相手によって生活が変わってしまう可能性がある人が多いので
結婚相手の将来バリューも見ながら相手を選んでいるのだ
これを女性は「将来への成長期待」として彼の将来にBetするわけである
その時の基準は将来価値も含めた、まさに「現在価値」の大小で判断していると考えられる



そうなると、彼女たちの選択基準を決定づける要素は3つあり

(1) 将来キャッシュフロー
(2) 期待に対する見積もり(将来キャッシュフローが減少するリスク)
(3) 金利水準



ということになる。
あ、もちろん性格が合わない、とか見た目が気に食わないとか、人として受け入れられないとか
そういった恋愛に重要な感情要素は排除して議論してますので、念のため。


この理屈を当てはめると、野球選手・サッカー選手は確かに通常の人間に比べて高年俸である。
しかしながら給与を取得できる期間は短いため、足元の金利変動のリスクをより受けやすい
サッカー選手はより顕著で、野球選手よりも給与を取得できる期間が短期化されることから、より足元の景気動向に左右されることになる。
その観点からすると、今後、女子アナの有望なターゲット先となるスポーツ選手は、最も給与取得年限の長い


プロゴルフ選手


ということになるだろう。
石川遼君に限らず、プロゴルファーは、今後こうした人たちのターゲットになることは必須である。

(第一回目終わり。ひょっとしたら続く)