【商品市況概況】
「米雇用統計の改善で頭重く」
昨日の商品価格は上昇した。注目の米雇用統計が市場予想を大きく上回る内容となったことが最大の材料である。特に民間部門雇用者数が前月比153千人の増加と、市場予想の80千人を大幅に上回る改善となったことが市場参加者のセンチメントを大きく好転させた。金融緩和が1ヶ月半かかって織り込まれ、さらにFOMCでの緩和規模が市場予想を若干上回り、かつ、経済統計も好転するという殆どの商品相場にとってプラスの材料ばかりであったが、この数週間の動きを見ると為替の影響度合いの方が大きく、経済統計の好転を背景にドルが急速に買い戻される中、商品相場は引けにかけては伸び悩む展開となった。
「金融緩和の長期化によるドル安」
今回の米雇用統計は、FRBの狙い通り大規模な金融緩和の継続が米国経済の回復、特に雇用の回復に繋がっているかもしれない、という「期待」を抱かせる内容であった。もし米国内の雇用情勢が本当に回復しているとするならば、商品価格の「発射台」が高くなるため金融緩和の継続が商品価格を更に押し上げることになると考えられる（尚、単純な在庫と価格の回帰分析に基づくファンダメンタルズ要因の商品価格への寄与度は、銅やすず等の需給タイト化が指摘される商品を除けば概ねその説明力は50%程度である）。よって、ファンダメンタルズの価格への影響度合いが大きくなるには当分時間がかかることになると考えられ、しばらくは為替やか通貨供給量等の材料が、商品価格を変動させる主要材料になるだろう。今回のFRBによる金融緩和は来年6月まで継続される見込みで、これは過去の金融緩和局面では最長である。通常米金融緩和時はドル安が進行することから、ドル・ユーロも当面ドル安傾向が強まることになるだろう。ドル/ユーロのターゲットは1.45〜1.50ドル程度であり、この水準までのドル安が進めば、回帰上は原油は2.8ドル/バレル、金は40ドル/オンス、銅は330ドル/トン、アルミは110ドル/トン、上昇する可能性があると考えられる。
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【コモディティインデックス】
MRA CVIX（MRAコモディティ恐怖指数）:24.99(▲3.03)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス）:300.19(+0.21)
・ユーロは対ドルで大幅に下落した。米雇用統計を控えてポジション調整的な取引に終始していたが、夜間発表された米雇用統計が市場予想を大きく上回る内容（特に民間部門雇用者数の急速な増加）であったことから、NY時間にかけて急速にドルが買い戻される動きとなった。円も同様に対ドルで下落している。
・日米株は大幅に上昇。米国の量的緩和の長期化観測を背景にドル安が進行したこと等が材料となった。米国株は小幅上昇。米雇用統計が市場予想を大きく上回る内容であったことから基本的には市場にポジティブなインパクトを与えた。但し、前日の上げ幅が大きかったことやドル高の進行もあって、利益確定の売りなどに押された。
【ひとりごと】
食器棚の向こうにドジョウが逃げてしまった。
正直、メダカを食べ、タニシを襲い
散々悪行狼藉を働いてきたドジョウなのだ
このまま死んでいただいても一向に構わない
っていう訳にいかないんですよっ！！
食器棚の後ろで死んで腐られでもしたら大変なことである。
カミさんは「怒っていない」といいつつ
顔が怒っている。
こっちも怖い。
この方、怒ると無口になるので大変なのです
でもどうしようもない。
そもそも手でつかむのも難しくて
食器棚の後ろに落としてしまったぐらいなのだ
棒とかで書きだすのは絶対無理だろう
もう、駄目だ。
そう思った瞬間
なぜか私の体の内側から力が込み上げてきた
体が私に訴えてくる
「さあ、その食器棚を動かすんだ」
と。
私はその体の言葉に促されるまま、思い食器棚に手を掛けた。
繰り返し言いますが、この食器棚
設置してから今まで、カミさんと二人がかりで動かそうとしても動かなかった奴だ。
しかし
ズズズズズズズ
動いたのですよ！
食器棚か設置してから初めて。
火事場のバカ力とはまさにこのこと。
カミさんが怒っているのも、私の潜在能力に火をつけたのだ。
北斗神拳って、こういう力を使ってるんだよな。強いよな。そりゃ。
無事ドジョウは回収。
水槽も綺麗になり、良い運気が流れ込んでくるような気すらしてきている。
と、思ったらタニシが死んでいるように見えるぞ．．．
（続く）
