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【商品市況概況】

ギリシャはやはり懸念。リスクオフで下落」

昨日の商品市場は軒並み水準を切り下げる動きとなった。進捗したと期待されたギリシャの救済策実施であるが、EUが「救済実施の前に、緊縮策の確実な履行を」と条件を付け最終決定を見送った。この数ヶ月のトロイカの要求に対してギリシャ国民と一部政党は反発を強めており、実際に救済が実施されるか否か再美不透明感が強まってきたことから、リスク回避姿勢が強まる結果となった。どの国もいろいろな事情があるので政治的なコメントをするつもりはないが、「ユーロから当然脱退するつもりはないが、トロイカの緊縮財政策は容認できない」等、一部のギリシャの主張ははた目から見るとやや我儘に映る。しかしこれがギリシャの実態でもあり、やはり3月20日迄は同国を巡る問題は相当紆余曲折があるものと予想され、市場参加者のリスクオン・オフの「スイッチ」となり続けるだろう。


エネルギー価格は大幅に下落した。欧州の厳冬と地政学的リスクの高まり、米景気回復、欧州問題解決期待といったプラス材料が多かったため大幅な上昇となっていたが、そもそも価格上昇ピッチが速かったこともあって、ギリシャ問題の先行き不透明感の高まりを材料に市場がリスクオフモードになる中、利益確定と考えられる売りで下落した。弊社はエネルギー価格は年末迄緩やかに上昇するという見通しを維持してるが、特殊事情によって足元の水準は予想を上回る状態となっている。景気は悪くないが、良くはないことから冬場の終了と共に水準を切り下げる動きになるという見通しは、現時点において変更の必要はないと考えている。尚、イランを巡る問題で他国への先制攻撃実績のあるイスラエルが抗戦姿勢を強めていることは、価格の下支え要因となる(実際に攻撃をするとは想定していない)。ベースメタルは下落。ギリシャ問題が再び悪化したことを受けて、週末を控えたリスク回避の売りが入った。年初からベースメタル価格は堅調な推移となっていた。これは商品インデックス等のウェイト変更等の影響もあるが、投機筋のネットポジションがプラスに転じる等、投機的な色彩が強い上昇であったことから手仕舞い売りに押されたものと考えている(実際、実需筋の動きに関してはあらゆるニュースソースが、現物売買は悪くはないが活発ではないと指摘している)。現在のベースメタル価格の上昇は弊社の予想を上回るペースであり、今後は行きすぎが修正される形で一旦下落すると考えている。尚、年末にかけて価格が上昇するという見通しを変更するものではない。貴金属は下落した。ギリシャ問題が再び懸念材料となり、ドル高が進行したことが材料となった。PGMも下落したが、プラチナ世界生産第2位のインパラ・プラチナム鉱山でストに参加した労働者17,000人を解雇する等、同社の問題が供給懸念を想起させたため下げ渋っている。当面貴金属はドル動向を睨みながらの推移が続くと予想される。




「中国の銅輸入」

週末、中国の貿易統計が発表され、中国の銅輸入は前年比+13.6%の413.96千トン(前月508.94千トン)、銅スクラップ 前年比▲37.2%の230.00千トン(450.00千トン)と、前月から大幅に減少した。しかし市場はこの材料には殆ど反応していない。今回の...



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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):24.77(▲0.17)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):265.20(+0.17)



【雑感】

最近、やはりドトールで朝コーヒーを買うようになった。
以前のオフィスはすぐ隣がドトールであったが
今は歩いて1分ぐらいのところにある。
相当近いは近いんだが、前ほど頻繁に買いに行かない
なので、朝の通勤途中にしか買わない。

で。

頼むものは、というか飲むものは決まっていて
必ずブレンドコーヒーのMをブラックで
更に持ち返るが、紙袋は要らない
レシートも要らない

という注文の仕方をしている。
もうかれこれ半年ぐらい殆ど毎朝同じことをしており
これと違う注文をする時は、よほど腹が減っていて
何か食べ物を買うときだけだ。

が。

高い確率で私を接客してくれる女性がいるのだが
必ずと言っていいほど、以下のやり取りがある。

(コーヒーカップを出しながら)
「店内でお召し上がりですか?」
「いえ、持って帰ります」
「コーヒーにお砂糖ミルクはお要りようですか?」
「いや、要らない」
(紙袋を出し始めるので)
「あ、紙袋は要りません」
「こちらがレシートになります」
「要りません」

もーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
毎日こうなんですよね。
顔も覚えていると思うんですけど。
黙ってコーヒーMが出てくるとは思わないが
砂糖とか紙袋とか持ち返りとかはいい加減同じこと毎日聞いてほしくない
もう、ここまで来るとコーヒーを受け取るまでの儀式だよ、全く。
と、毎朝、実はイライラしている。

が、しかしである。

よくよく考えてみると、少ないとはいえ
いつも必ず同じ注文をする訳ではない
もし違った場合には、リカバリーコストがかかる
更に客の顔を見つつ対応を変えていたら時間もかかる

よって

他のお客と全く同じ対応をした方が結果的に一番良い

という結論を導き出したのではなかろうか?
前のドトールと対応は豪く違うが
彼女はキチンとマニュアルを守っているのだろう。
きっとそうに違いない。

と、思うと毎回同じ対応を貫き通す彼女の姿勢は
あっぱれである。