中学受験の目的

【商品市況概況】

「経済統計の好転続く」

昨日の商品市場は総じて堅調な推移となった。中米欧の経済統計の改善が続いていること、エジプト問題が小康状態を保っていることが材料となり、株価が上昇する等、市場のセンチメントが好転したことが相場の押し上げ材料となった。また、エネルギー価格がファンダメンタルズの強さを背景に高止まりしていることに伴う生産コストの上昇が、商品価格の下値を切り上げてきていると考えられる。但し各国のインフレ懸念は強まっており、このまま一本調子で相場が上昇していくとは考えにくい。新興国、欧州は金融政策の変更を検討せざるを得ない状態になっており、金融政策の変更が商品価格の上値を重くする可能性があること、5月迄は欧州債務問題が残存する(最終的に解決するが、引き続き市場参加者の売買材料として存続するという意味)ことが材料だ。世界的な景気回復を背景に、商品価格は年末に向けて上昇基調にあると考えているが、金融政策の変更のタイミングで相場が大幅に下落する可能性があるため、こうした上昇局面こそ下落リスクを意識するべきであると言える。



地政学的リスク」

大規模な市民デモ等、エジプトの情勢は混乱していたが、日本時間の本日早朝、ムバラク大統領が9月の大統領選に再選しないことを表明した。これにより、エジプト問題は一旦、収束に向かいつつあるが、後継者が誰になるのか?報道で懸念されているように、過激なイスラム原理主義者が政権を担う可能性があるのか?もしそうなった場合、周縁国に波及しないのか?といった懸念は残存しており、引き続きエジプト情勢は相場の波乱材料となりえる。こうした「地政学的リスク」の発生懸念は、エジプトだけに留まらない可能性が高い。

恐らく今年は「地政学的リスク」が強く意識される年になるのではないだろうか。理由は新興国の経済発展に伴う貧富の差の拡大、米量的緩和を背景とする食品価格の高騰、情報技術の進歩に伴い「より自由度の高い生活」をしている先進国の人々の情報が入りやすくなったこと、が背景である。その観点では中国、アフリカ、産油国以外の中東、が相場の波乱材料となる可能性が高い。今年はオリンピックや万博、大統領選といったビッグイベントが少ないため、こうした地政学的リスクに注目するべきかもしれない。"

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コモディティインデックス】
MRA CVIX(MRAコモディティ恐怖指数):26.95(▲0.39)
MRA RMI(MRAレアメタルインデックス):310.86(+0.00)



【雑感】
2月1日は私立中学の受験日だ。
そういうわけには行かないんだが
頑張ったみんなが受かってくれればいいなと思う

だけど、例え駄目でもそこまでの頑張りは
絶対に自分にとってプラスになっていると思うので
結果がどうあれ、気にしないで思い切り頑張って欲しいです。

いつも思うんですが
小学生の頃から将来何をするべきかって
自分で決められるような環境を整えていくべきだと思うんですよね

生々しい話ですけど

あの仕事に就くとどんなことをやって
どれぐらいの給与水準で
どういう人たちが働いているのか

って、分かるのと分からないのでは違うと思うのですよ。
現在の就職活動に関する問題って
仕事に対する具体的なイメージを持ち始める、あるいは意識させられるのが
大学2年生から3年生、高校生なら3年生頃で
そんなに短い時間で一生のことって決められないことにあるんだと思うんですよね。

なんて。

社会問題に切り込むようなコメントで失礼しましたが
頑張っている小学生を見ると、いつもそう思ってしまうのです。
その頑張りが、きちんと自分の将来に役立つものになってくれればよいなと思います。